2023/01/09 17:25
新しく子犬を迎えた時、
「健康で長生きしてほしい!」
「このコを一生守りたい!」
と、色々な情報を検索しますよね。
私も今のコがお家にやってきた12年前、そうでした!
そして12年間本当にたくさんのことを学ばせてもらったなと思います。(ちなみにうちのコまだまだ元気なおじちゃん犬です!)
子犬時期に気をつけたいこと、知っておきたいこと
を数回に分けてお話します!
ワクチンってなに?
まず、子犬時期に必ず行うのが「ワクチン接種」。
さまざまな病気から子犬の命を守るために行います。
子犬の頃に接種するワクチンは2つです。
●狂犬病予防ワクチン
●混合ワクチン
成犬になってもこの2つを接種しているワンちゃんが多いと思います。
狂犬病予防ワクチンについて
狂犬病予防注射は、生後90日以降の子犬を含むすべての飼い犬に対して、接種することが法律で定められています。
『狂犬病とは?』
発症すればほぼ100%死亡する危険な感染症
このウイルスを保有する犬などに咬まれたり引っかかれることで人間も感染する「人獣共通感染症」
狂犬病予防ワクチンは、
・法律で義務付けられている
・毎年打つ必要がある
ちなみに、一度接種したことがあり市に登録されていれば、毎年4月辺りに案内ハガキが届きます。
混合ワクチンについて
混合ワクチンは、
発症すれば重篤化したり後遺症が残ったり、特に子犬や高齢犬では死に至ることもある、さまざまな感染症から犬を守るワクチンです。
こちらは義務ではありませんが、
子犬の時期は命にかかわる病気もあるため接種をした方がいいでしょう。
また、たくさんのワンちゃんが出入りするトリミングサロンやペットホテルなどの施設では、
感染リスクがあるため混合ワクチン接種をしていないと利用できない場合があります。
『○種混合って?』
混合ワクチンは、「6種混合」「10種混合」など、入っている菌やウイルスの種類数が異なります。
月齢や住んでいる地域、どんな生活環境が考えられるか(例えばキャンプに一緒に行く!などでも変わります)
によって適切なワクチンは異なりますので、獣医師に相談するといいでしょう。
混合ワクチンは、
・接種義務はないが、病気の予防のため1年ごとの接種が推奨される
・施設などを利用する際は接種済みか確認される場合がある
ということですね。
つづきは、
【子犬時期に注意したいこと!】①ワクチンってなに?2/2 →